この仕事に向いている方

・体を動かすことが好きな人

・自分が作るものに誇りをもつ人

・品質にこだわりをもつ人

・外で仕事ができる人

・ものづくりが好きな人

・協調性を持てる人

・技能向上・仕事を覚えていく意欲がある人

真面目に取り組めば必ず成果として現れ成長していると実感できる仕事は面白い

正直に申し上げると、簡単な仕事ではありません。ものを作り上げる技術、丁寧さ、正確さが求められ責任感が必要になってきます。

 最初のうちは慣れずに失敗したり、時には挫折したりするでしょう。

 仕事が出来るようになってくると、「こうした方が早いのではないか」と自分なりの新たな発見や物事をふかんして考えることが可能になり、仕事が楽しくなります。

 つまり、一朝一夕では身につかない技術ではあるが、逆に身につけてしまえば、あなたにとって一生ものの財産になることを保証します。

実際の住宅基礎の流れ

住宅基礎は、「べた基礎」と「布基礎」があります。実際にどうやって住宅基礎ができていくかその流れを紹介します。

⒈地盤調査をし「やり方」を作り、掘削・根切りを行う

最初に地盤調査を行い、軟弱基盤の場合は、杭工事・改良工事等で補強工事を行います。実際の建物を確認して土台に必要な基礎の位置を割り出すために、必要な「やり方」を作り、基礎を敷設する箇所を基礎の底となる地盤まで、油圧ショベル(バックホー)で掘り下げます。

⒉砕石を敷く

砕石を敷く理由として、地盤を強固にして建物の重さに耐えられるようにするためです。

⒊捨てコンクリートを流す。

建物の基準や、型枠の位置を正確に表すこと・作業の効率化のために、捨て型等を設置してコンクリートを流す作業を行います。

⒋鉄筋・型枠を組む

鉄筋を組み、図面で示された配置図を確認して、墨だしをして外型を組んで行きます。外型が生コンの圧力に負けて広がらないように、サポート等で型枠を固めます。

⒌コンクリートを流す。

基礎のベースとなる型枠にコンクリートを流しこみます。コンクリートを流し込むとき、「バイブレーター」を使用して空気を抜きます。バイブレーターをかけすぎると、骨材分離を起こして、強度が下がります。しかし、かけ足りないと空洞が多くなりコンクリートの強度が低下してしまいます。そのため、この作業はとても重要になります。コンクリ-トを打設した後、「こて」を使用して、水平になるように綺麗に仕上げていきます。

⒍立ち上がり型の形成

下地が完成した後に、中の土台となる基礎を墨だし→型枠組立てを行います。その時、型枠がずれない様に固めていきます。(この作業は精度が要求されるので、慎重に組み上げていく必要があります)

7.天端モルタル

コンクリート打設後、基礎点の高さを平準にするために、レベラーを流し込みます。

⒏型枠を解体して完成。

コンクリートの養生期間をとった後、型枠を解体して不備がないか確認し、周囲の埋め戻しを行い基礎工事が完成になります。

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